脳内妄想を書き散らすという、ある種の羞恥プレイ

「人間って……というより、自分って意外と体力あるんだな……と、最近自覚したりしない？」
「ああ、ありますね……体力というか、生命力というか……」
「結構順応しちゃうもんだよねぇ……薬漬けって、結構ヤバイような気がするんだけど……」
「でも、旦那さんの場合ちゃんと検査済みでしょ？ 僕なんか直接実験体ですよ……」
「うちも似たようなものだと思うよ？ この前も、なんか配合を間違えたとかでえらい目にあったし」
「そうなんですか……そういえば、あの魔女達もうちの師匠に似たところありますからね」
「それはどうかなぁ……少なくとも、君は師匠に愛されてるでしょ？」
「あっ、愛……ど、どうでしょうね……」
「あれ？ なんだのろけてくるかと思ったのに」
「いや……弟子を弟子とも思わない、あの人使いの荒さ……愛されてる自覚無いです」
「あー……いや、大丈夫だって。信頼されてる証じゃ……ないかなぁ」
「そうでしょうか……旦那さんみたいに結婚してるならまだしも……」
「んー……うちのもなぁ……」
「あれ？ もしかして夫婦げんか中とか？」
「いや、そうじゃないんだ……ただここ最近、どんな薬でも「俺なら大丈夫」って、勝手に思ってる節があってねぇ……」
「そうなんですか？」
「日々、薬が強くなってる気がする……このままじゃ学者先生みたいに……もしかしたら、俺もう人間じゃないのかも……」
「いや、さすがにそれは……大丈夫ですって、旦那さんは……ほら、アレですよ。絶倫ってやつですか？」
「……君に言われてもなぁ」
「すみません……」
「いや、ゴメン。その、なんだ……お互い、大変だな」
「そうですね……もうちょっと、加減してくれれば良いんですけどねぇ」
「そうだなぁ……でもなぁ」
「はい？」
「加減されたらされたで……物足りなくなりそうでなぁ」
「……」
「……君はどうなの？」
「いや僕は……そう……かも、しれないですね」
「まあなんだ……結局、惚れた俺達の負けかなぁ」
「……そうですねぇ」
「幸せなのかなぁ、俺達」
「たぶん……」
「……体力が持てばねぇ」
「そうですねぇ……」
「……やっぱり、人間じゃなくなった方が良いのかな？」
「いや、そこは持ちこたえましょうよ」




絵茶で某絵師さんが、うちのラミア妻と某師匠との「愛の劇場ｗ」を展開していたので
我慢できなくて書いた。
反省はしていないが許可くらいはとるべきだと思うｗ